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コストに敏感な世代に、あえて代理店型の自動車保険をおすすめしたいワケ
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20、30代を中心としたコストに敏感な層に支持されているダイレクト型の自動車保険。割安な保険料は魅力ですが、代理店を介して自動車保険に加入するメリットも大いにあるのです。そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの中村賢司さんに、代理店型の自動車保険のメリットや若い世代にも検討してほしい理由をお聞きしました。
- コラムサマリ
★この記事は5分で読めます。
- 代理店型の保険とダイレクト型保険の特徴を理解して、自分にあった加入方法を選びましょう。
- 代理店型の場合、難しい保険内容も保険のプロである代理店の担当者に相談できるのがメリット。万が一の事故の際も手厚いサポートを受けることができ、ご自身の手間を減らすことができます。
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代理店型とダイレクト型。大きな違いは、加入方法と相談のしやすさ!
自動車保険には、「代理店型」と「ダイレクト型」の2つのタイプに分けられます。
代理店型の自動車保険とは?
保険代理店を介して、担当者と直接やりとりしながら、契約·更新·変更などの手続きを行う保険。専任の担当者が家族構成や車の使用状況などに応じたプランを提案してくれたり、補償内容について対面で相談しながら保険を選ぶことができる。
ダイレクト型の自動車保険とは?
インターネットや電話を使って、オンラインでのやりとりをベースに保険会社と直接やりとりをして契約する保険。不明点があれば、保険会社のオペレーターが応えてくれるが、基本的には自分で調べて補償内容を決めていく。
あなたは代理店派? ダイレクト派?
どちらを選ぶかは何を重視するのか、求める対応などによるのですが、それぞれの特徴や違いを踏まえたうえで、代理店型に向いている人とダイレクト型に向いている人について解説していきます。
代理店型に向いている人!
- 自動車保険に詳しくない
- 自分で調べて手続きするのが面倒、苦手
- 担当者と直接会って、丁寧に説明してほしい
ダイレクト型に向いている人!
- 保険料を安くしたい
- 対面でのやりとりを面倒に感じる
- 自動車保険に詳しい、または調べるのが億劫だと感じない
主に代理店型に向いているのは「保険にあまり詳しくなく、保険のプロに相談しながら決めたい」という人。また、煩雑な手続きのサポートが欲しい人は、代理店型が向いています。一方でとにかく保険料を抑えたいという人、対面での契約を煩わしいと感じるという人は、オンラインで完結するダイレクト型が向いているといえるでしょう。
保険料は割高だが、代理店型の方が “効率” は良い!
代理店型は代理店へのコストなどが加味された金額で保険料が設定されるため、同一の契約内容であったとしても、ダイレクト型よりも保険料が高くなる傾向にあります。それでも代理店型を選ぶメリットはどこにあるのでしょうか? とくに、コストや効率性を重視する若い世代にとって魅力となるポイントを中心に紹介します。
リサーチに時間を費やさなくて済む
保険は煩雑で全体像が掴みにくく、いざ調べようにもインターネットだと分かりにくいため、リサーチに時間がかかることも。代理店型なら、専門の知識を持った担当者が説明してくれたり、その人に合った保険や特約を提案してくれます。付帯すべき補償や削減できる補償のアドバイスを得られるので知識がなくても問題なし。下調べをプロに丸投げできるので、時間効率がいいといえます。
事故が起きた時もサポートしてくれる
事故が起きた時は誰でも動揺してしまいます。代理店型であれば、顔を知っている代理店の担当者が事故対応のサポートをしてくれるので安心です。保険会社への事故の報告、お見舞いや保険金請求の作成アドバイスなど、代理店によって対応は異なりますが、手厚いサポートが受けられます。面倒なことはプロの力を借りて、手間とおさらば!
事故時の窓口を一本化できる
ディーラー(自動車販売店)や修理工場経由で加入した場合、事故を起こした際、自動車保険の利用手続きから車両の修理対応までワンストップで受けられます。動揺している状態で、保険会社や修理工場などあちこち連絡するのは大きな負担に。窓口を一本化できるという点は、利便性が高く大きなメリットといえるでしょう。
お得な契約方法のアドバイスがもらえる
複数の車をまとめて契約する事で適用できる割引や、勤務先の団体で保険契約する事で得られる団体割引など、代理店型だからこそ適用できる割引制度もあります。お得な契約方法について、担当者からアドバイスが得られるのも代理店型のメリットです。
まとめ
TVCMなどの影響で、お得なイメージのダイレクト型に心惹かれる人も多いことと思います。しかし代理店を介して加入すれば、多くのサービスを受けられるのはもちろん、自分でリサーチをしなくてもより最適な保険や特約を提案してもらえたり、保険金の請求と修理対応の窓口を一本化出来るというメリットも。それこそ、コストや効率性を重視する世代と相性がいいのではないでしょうか。保険料だけで “足切り” せず、ぜひ検討してほしいですね。
この記事の執筆協力
- 執筆者名
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ファイナンシャルプランナー
中村賢司 - 執筆者プロフィール
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ライフプランニングゆめたまご代表。住友生命保険相互会社勤務を経て独立。2008年7月に独立系FP事務所を設立し、ファイナンシャルプランナーとして、個人のコンサルティングを行いながら、テレビ·ラジオ番組への出演、雑誌の執筆などを行う。様々なメディアを通じて、家計管理やライフプランの重要性、投資の啓蒙を説いている。
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