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【インストラクター直伝】そのシワ、「マスク」のせいかも!首のシワや顔のたるみを解消する、たった5分の簡単ヨガ3選

リード

マスク生活が長引くなかで、お顔と首まわりのケアを怠っていませんか?リモートワークで首こりや肩こりが増えるなか、水面下で進行していたのが首のシワや顔のたるみです。加齢のせいにして諦めるはまだ早い!ここで見過ごすか、“今が一番若い”と改善に取り組むのかで、数年後の自分が変わります。本記事では、首のシワと顔のたるみに効くヨガポーズを現役インストラクターが直伝します。簡単にトライできるので、さっそく今日から実践してみてくださいね!

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コラムサマリ

<目次>

1.最近首のシワ&顔のたるみが気になる…原因は?

 1-1.加齢による筋肉の減少

 1-2.加齢だけじゃない!首のシワや顔のたるみに繋がる悪習慣

2.首のシワ&顔のたるみをとる方法

 2-1.しっかり保湿をして、角膜層を守る

 2-2.冬でも紫外線対策は万全に

 2-3.スマートフォンやパソコン中の姿勢に気をつける

 2-4.良い姿勢を負担なくとれるよう枕を調整する

3.インストラクター直伝!首のシワ&顔のたるみに効くヨガポーズ3選

 3-1.頭皮と首をほぐすポーズ

 3-2.首をのばすポーズ

 3-3.肩と脇腹をゆるめるポーズ

4.3か月後の自分が喜ぶように、まずはひとつポーズをとってみよう

本文

最近首のシワ&顔のたるみが気になる…原因は?

自宅でリラックス中、暗転したスマートフォンに映った自分に驚いた経験はありませんか?画面を下向きに覗き込んだせいで、重力に勝てずに垂れた頬の肉や首のシワ。普段意識して鏡を見ているときや写真を撮られるときとはまったく別の無意識の自分に、思わず目を背けたくなりますね。
そもそも、なぜ首のシワや顔のたるみは生じるのでしょうか。症状を引き起こす原因や生活習慣からチェックしていきましょう。

加齢による筋肉の減少

20代後半頃からジワジワとはじまる「筋肉の減少」。肩甲骨の上げ下げや骨盤を立てる機能が低下するため、もともと猫背気味だった方はその状態が常態化しやすくなります。
猫背になると肩が前方に丸まり肩幅が狭く見えるだけでなく、首が前に突き出され、頭が前方に下がった姿勢になります。この結果、正面から見たときに顔が大きく見えてしまうのです。
猫背は首や顎まわりに脂肪がつきやすい姿勢なので、ここに首のシワや顔のたるみもプラスされます。大顔、シワ、たるみの三重苦は、なんとかして避けたいですね。

加齢だけじゃない!首のシワや顔のたるみに繋がる悪習慣

首のシワや顔のたるみは、加齢による筋肉の減少だけでなくさまざまな習慣によって引き起こされることがわかっています。

・皮膚の乾燥(保湿不足、長時間のマスク着用など)

・長時間のスマートフォン操作、PC操作

・高さのあっていない枕

・紫外線によるダメージ

上記が習慣化している方は要注意!数ヶ月、数年の間にどんどん進行する可能性もあります。

首のシワ&顔のたるみをとる方法

首のシワや顔のたるみは、ケアしたからといって数日で解消するものではありません。しかし気付いたときにすぐにはじめて毎日コツコツ継続することで、少しずつではありますが着実に軽減できるのです。このまま下り坂を駆け下りないために、意識的に良い習慣へとチェンジしていきましょう!

しっかり保湿をして、角膜層を守る

首や顔は皮膚がとても薄いため、水分を溜めにくい傾向があります。首筋に汗をかいてそのままにしておくと汗が蒸発する際に皮脂も奪われてしまい、より乾燥が進んでしまうことも。洗髪後のドライヤーや就寝時にかく汗などもうっかり見過ごしやすいポイントです。お風呂上がりは顔だけでなく、首までしっかりスキンケアをして乾燥を防ぎましょう。

冬でも紫外線対策は万全に

肌を乾燥させる紫外線ダメージは、首のシワや顔のたるみの大きな原因になります。夏以外の季節やくもりの日でも紫外線は降り注いでいるため、メイクをしない日も日焼け止めだけは塗るようにしたいものです。ちょっとした外出であれば、日傘や帽子を使うのもおすすめです。

スマートフォンやパソコン中の姿勢に気をつける

スマホやパソコンの画面を長時間見ていると、自然とのぞき込むような姿勢に…。当然首のシワも増えますし、肩凝りによって顔まわりの血行もリンパの流れも悪くなり、むくんでたるみやすい顔になってしまいます。
スマホ操作やデスクワークをする際には、骨盤の真上に頭を乗せるように背筋を伸ばして首肩の負担を減らしましょう。肘から手首までが床と平行になるように、テーブルや椅子の高さを調整することも有効です。

良い姿勢を負担なくとれるよう枕を調整する

「良質な睡眠」は、美肌の基本。理想的な寝姿勢は“理想的な立ち姿勢”と同じなので、体の中心に真っすぐ芯が通ったような頭頂から背骨までがまっすぐになった姿勢で眠りましょう。
高い枕は立ち姿勢でいう下を向いた状態、低い枕は上を見上げ続けている状態を引き起こします。どちらもシワや血行不良を招きやすい姿勢ですね。とはいえ、姿勢は一人ひとり異なるため、枕の高さについては決まった正解はありません。

・普段から「猫背」で首が前に出ている方は、少し高めの枕の方が安定する

・無意識に首を起こそうとしている「反り腰」の方は、少し低めの枕からはじめたほうが安定する

などを目安に、自分にぴったり合う枕を探してみましょう。最初のうちはタオルを重ねたりして、高さを調整するのもおすすめです。
良い寝姿勢を目指そうと良い枕を選んでも、首肩まわりが凝ったままではかえって緊張感が生まれる可能性もあります。日常生活にヨガやストレッチを取り入れて普段の姿勢を整えつつ、少しずつ理想的な寝姿勢に近づけていきましょう。

インストラクター直伝!首のシワ&顔のたるみに効くヨガポーズ3選

筋肉をほぐして関節の可動域を広げる「ヨガ」は、首のシワや顔のたるみ解消に効果的。老廃物も排出してくれるので美肌効果も期待できます。ここからは、現役インストラクターがおすすめのヨガポーズを3つ厳選してご紹介します。

頭皮と首をほぐすポーズ

四つん這いから頭頂部を床に押しつけて、筋肉をほぐすポーズです。顔や首と繋がっている頭皮の凝りがほぐれることで、首のシワや顔のたるみを解消します。

やり方

1. 四つん這いになり、頭頂部を床につけます。

2.少し体重をかけて頭を床に押しつけ、前後に揺らします。

3.前後だけでなく左右にも揺らし、頭皮を動かすようにしてほぐしましょう。

4.お尻を後ろに引き、おでこを床につけたまま正座のような姿勢に。手も楽に伸ばしてリラックスしましょう。

ポイント

前に押し込むときに息を吐き、戻すときに息を吸うと動かしやすいです。
特に“痛気持ちいい”と感じる場所がある場合は、そこを重点的にほぐしましょう。

首をのばすポーズ

デコルテから首筋の詰まり感を取り去り、本来の首の自然なカーブを取り戻すポーズです。顔の輪郭のたるみ、首のシワをすっきりさせてくれます。

やり方

1. 椅子か床に座り、頭頂部から背骨の一番下まで一直線になるようイメージして姿勢を整えます。

2. 頭の後ろで両手を組み、肘も内側に入れて頭をかかえるようにします。

3. 吐く息で背骨は真っすぐ立てたまま、首だけを前に倒します。そのまま自然に数回呼吸して、首の後ろを伸ばしましょう。

4. 吸う息で顔を上げ、吐く息で両手を頭から離し鎖骨の下の皮膚を押さえます。

5. 吸う息で顔を上に向け、吐く息で舌を天井に向かって強く突き出します。そのまま自然に数回呼吸して、デコルテから顎下を伸ばしましょう。

6.吐く息で舌をしまい、正面向きに戻り手を下ろします。

 

ポイント

3のときは背中ごと丸まらないように、首から先だけが床向きに落ちるようにしましょう。
腕で押さず、腕と頭の重みだけで自然に首の後ろを伸ばします。
5のときは押さえている皮膚が引っ張られてずれないように気をつけましょう。

肩と脇腹をゆるめるポーズ

首、肩、肩甲骨まわり、二の腕を刺激することで上半身を正しい姿勢に導くポーズです。猫背になりやすい方、長時間スマートフォンやパソコンに向かう方はぜひ取り入れてみてください。

やり方

1.椅子か床に座り、頭頂部から背骨の一番下まで一直線になるようイメージして姿勢を整えます。

2.左腕を頭の横に上げて肘を曲げ、頭の後ろに肘先を垂らします。

3.右手も上げて、頭の後ろから左肘をつかみます。

4.吐く息で、右手で左肘を右に引き、そのまま右方向へ体を倒して左腕と左わき腹を伸ばします。そのまま自然に数回呼吸しましょう。

5.吸う息で体を起こし、両腕を下ろします。

6.反対側も同様に行います。

ポイント

腕を上げるときは、前からではなく横から上げたほうが胸が開きやすいです。その後のポーズもとりやすくなります。
二の腕の下側ではなく、内側を正面に向けるように意識しましょう。

3か月後の自分が喜ぶように、まずはひとつポーズをとってみよう

本記事でご紹介したヨガポーズは、どれも5分もあればできるものばかり。読むだけではなく実際に試してみることで「意外と簡単だけど、本当に気持ちいい!」と実感できるはずです。この“気持ち良さ”を感じることが継続する秘訣。首のシワや顔のたるみを改善しつつ、気持ち良くて姿勢も整うなら嬉しいこと尽くめですね。

この記事の執筆協力

執筆者名

山本 杏奈

執筆者プロフィール

金融機関勤務を経て、フリーライター/編集者に転身。現在は企業パンフレットや商業誌の執筆・編集、採用ページのブランディング、ウェブ媒体のディレクションなど、幅広く担当している。

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